元外務省職員の原田武夫の著書です。原田氏は現在では情報リテラシー教育を多方面に展開しており、著作でも他の本では読めないような情報分析を公開しています。
他の著作でも、越境する投資主体が儲けるために相場を上げたり下げたりする事は普通に行われている事。投資のスパンはとてつもなく長い事。一般的に知られている敵味方の概念は実は違うと言う事。情報リテラシーは訓練で磨かれると言う事。原田氏の著作を何冊か読んだだけでも、テレビで放送しているニュースコメンテーターの言葉が虚しく感じてきます。
第1章 胎動― 2012年、世紀の日本バブルが始まった
第2章 円高狂想曲― グローバル化の罠と日本買収の足音
第3章 ユーロという時限爆弾
第4章 2014年までの日本バブル― 残された時間はあと2年
第5章 日本が核武装する日
第6章 太陽が下す最後の審判
終章 2013年― 「大逆転」のための闘争が始まる
この本が書かれている時はまだ2012年夏頃のはずですが、日本株がバブルになる事を既に指摘しています(2012年12月現在、日本相場は一直線に円安・株高を突っ走っています)。ゴールドマンサックスの仕込みや、なぜ不動産バブルでは無いのか、鋭い切り口で解説しています。私自身は信頼おける未来予測の一つではないかな~と考えています。
ただし、この原田氏の予測が正確なら、このバブルは日本の破綻を前提としたバブルです。将来の日本にはかなり悲惨な結末が待ちうけているようです。悲惨な結末を回避するための提案もありますが、今の日本を考えれば実行するのは不可能そうです。
私はバブルで一資産を築いて逃げる選択肢の方が現実的だと思います。
皆さんも信じるか信じないかは別として、この本を読めば本当に長期の投資がどのように行われるか理解できるようになるかも知れません。
私自身はバブルの流れに乗って、目指せ1億円!!
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